しなの鉄道に乗ろう

「ラーメンを食べる」

ただそれだけの為にここ追分から片道6キロの道のりを中軽井沢の駅まで歩く。軽井沢に住んでいるとつい、そんな事をしてみたくなる。

古宿地区

晩秋の森は日々明るさを増す。足取りも軽く街道を行く。中山道借宿から古宿、この辺りは宿場の佇まいが残りここが軽井沢である事を忘れる景色。木立の隙間から時折見える国道は軽井沢駅方面に向かう車で大渋滞。(上田方面からアウトレットに向かうお客さんは車ではなくて、しなの鉄道を利用するのがよろしいですよ。)渋滞を横目に1時間半ほど歩いて中軽井沢に着く。駅前のラーメン店「無二」で醤油ラーメンをいただく。長い道のりもあってか至極の一杯。

中軽井沢駅(沓掛テラス)

ご馳走様の後は、帰りの電車の時間まで30分。ここ中軽井沢駅には軽井沢図書館が併設されている。この図書館がスゴイ。カフェとみまごうほどの美しい図書館なのだ。蔵書数も多く雑誌も読み放題。気がつくと電車の時刻が迫っていた。ホームで待っているとなんとも昔懐かしい電車が入って来た。佐久地域星空トレイン「晴星」とネーミングされ た115系瑠璃色の鉄製ボディー。押し上げ式の窓が懐かしい。鉄道博物館で見た車両に乗れるなんて気分は上々、しばらくの間私は「撮り鉄」に変わった。

信濃追分駅に停車中の「晴星」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。