二つの白牡丹

「白牡丹 李白が顔に 崩れけり」漱石

夏目漱石は胃弱で酒も多くたしなまれないが、白牡丹だけは別と言って愛した酒が広島にある白牡丹酒造。延宝3年(1675年)創業。広島では最古の歴史を持つ酒造メーカーで棟方志功や横山大観など数々の偉人をとりこにした名酒。聞きしに勝る甘口の酒。

白牡丹酒

もう一つ彼の小説「門」に記された格別の白牡丹がある。銀座四丁目にショールームを構えていた白牡丹本店。高級和装小物の店だ。

寛政2(1790)年の創業でもともとは白粉から始まりその後、化粧品、バッグ、アクセサリーなども扱う様になっていった。(2000年代に閉店)

都内にお住まいのご婦人は、母娘と代々白牡丹と言う方もいれば、「いつかは白牡丹でバッグを」と憧れの店だったと聞く。

白牡丹ビーズバッグ(店内で展示販売中)

銀座白牡丹のロゴの入ったビーズバッグ。他とは少し違う上品なデザインと優雅な装飾金具。こちらは昭和の女性をとりこにした銀座の白牡丹。

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