二代目硝子の看板

お店を始めた頃は私の手作り雑貨を売るだけの小さな店であったが、ディスプレイ用に飾った漆器の皿やかんざしがお客さんの目に留まりいつの間にか半分は仕入れ物と骨董の店に。ショーケースやランプは昭和モダンで整え、レトロな雑貨や昔のビーズバッグも並ぶ。手作りも好きだが今はお店そのものを作るのが面白い。

お店作りの中でも特に気に入っているのが看板だ。気泡入りの特注硝子の看板は軽井沢の景色によく合い評判も上々。硝子越に映るなつめのロゴはいかにも涼しげで木漏れ日に照らされてきらめくところが良い。数か月前、看板の脚に錆止めを塗っていた時の事だ。ちょっと振り向いた拍子に ガッシャ―ン! スタンドが倒れ硝子が散乱。「やってまった・・」とても気に入っていた看板だけにしばらくの間は仕事も手につかず溜息ばかりが溢れる。背後で夫の呟く声がした。「俺でなくてよかった」

その後、気を取り直して新しい看板を注文。せっかくなのでデザインも一新。硝子部分は前回と同じ東御市にある硝子工房橙さんに。フレームは軽井沢長倉に工房を構える池田さん(本業は登山ガイド)にお願いして出来たものがこれ。今度は倒れないようにしっかりと固定しました。

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