炎の傍らで

炎を見ていると人々は太古の昔から火とともに暮らしてきたのだ、という事が頷ける。メラメラとゆらめく炎は部屋だけでなく心も暖めてくれる。

思えばかれこれ30年近く薪ストーブとともに暮らしてきた。室内での冬の思い出のほとんどが燃え盛る炎とともにあった様な気がする。

着火剤の上に小枝を重ねライターで火を付ける。小さな火種を大きな炎にするには火を熟知したものでなくてはわからない手順が必要。何段階かのプロセスを経たうえで、とうとうと燃え盛る炎の塊を安定した炎にするために空気の流入を調整する。炎は時間をかけてゆっくりと妖艶な精霊と化し時として神のような姿を見せる。

そろそろ冬将軍の到来、軽井沢の冬は来年の4月まで長い。でもこの薪ストーブは長い冬も怖くないと思わせてくれる。

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