丸型の焼き菓子に甘いあんを挟んで食べるお菓子と言えば、かつては最中かどら焼きが定番。その後は最中アイスやサクサクのクッキーサンド。六花亭のマルセイバターサンドは見かけるとついつい食べたくなる魔法の味。でも今この形と言えばマカロンですよね。あのカラフルなコロンとした形のお菓子は、味良し見た目良しで今や手土産の定番。
そこでこんなヘアゴムを作ってみました。


他にもヘアーアクセサリーは色々作っていますので、店内でご覧ください。
丸型の焼き菓子に甘いあんを挟んで食べるお菓子と言えば、かつては最中かどら焼きが定番。その後は最中アイスやサクサクのクッキーサンド。六花亭のマルセイバターサンドは見かけるとついつい食べたくなる魔法の味。でも今この形と言えばマカロンですよね。あのカラフルなコロンとした形のお菓子は、味良し見た目良しで今や手土産の定番。
そこでこんなヘアゴムを作ってみました。
他にもヘアーアクセサリーは色々作っていますので、店内でご覧ください。
小学生の時お小遣で松葉牡丹の種を買った。鉢に蒔いて花が咲いた時の嬉しさが忘れられず、あれからずーっと花の栽培、マイホームを持ってからはガーデニングと、私にとって庭づくりは大切な時間。
以前住んでいた所ではイングリッシュガーデンを作っていた。様々なコニファーを取り寄せ、バラを植えツゲの生垣と広い芝。一年中花が途絶えないように外来種の宿根草やハーブを植え近所でも綺麗な庭だったと思う。
が・・・ある時 ふと 一部の植物に違和感を感じた。外来種の宿根草、またはハーブと呼ばれる植物の一部に異常に繁殖するものがあった。最初は放っておいてもどんどん増えてくれて手間いらず、秋まで途絶えることの無い花々は実に重宝 でも何か変。 駆除しても駆除しても限りなく生えてくる。
7年前に軽井沢に移り住んできた。また庭が作れる事が何より嬉しかった。ここは浅間山の樹林帯の一部で様々な針葉樹や楓、シデ類が自生している。「できるだけこの土地の植物だけで庭を作ろう」自然とそう思った。幸いにも従兄弟のOさんがご自宅から軽井沢の木や山野草を沢山持ってきてくれた。丁寧に石を取り草を引いて水を撒いた。苔が自然と生えてきた。苔庭になるかな? まだ途中です。
ケーン、ケーンと甲高い声。金属のパイプを通した様な異様な声が芽吹いたばかりの春の林に響く。この季節特有の声、たしか映画「ジェラシックパーク」で聴いたような...
ほどなくそれが雉の鳴き声だと知る。「雉も鳴かずば撃たれまい」と言うが、鳴く方角を見ると必ずと言って良い程すぐそこにいる。茂みに隠れるでもなくその鮮やかで大きな体を見せつける姿はどことなく恐竜を思わせる。
雉は鶏などと同じように飛ぶのは苦手な鳥だ。体の大きさも鶏と同じくらいで動作もハッキリ言って鈍い。この季節丸々と太った体は熊やキツネなどの格好の餌になりそうだがなぜかそうでもなさそうだ。道で車に轢かれた雉の死体を見た事もない。
案外賢い、のかな? この季節、仲良くつがいで連れ立って歩く姿はなかなか微笑ましい。
人形はこれまでもいくつか作って来ましたが、最近良い物が出来ましたのでご紹介します。
動物の編みぐるみ
編みぐるみってどこか手作り感の強いものになりがちですが、デザインを出来るだけシンプルに、また凹凸の少ないすじ編みにし、硬めの撚糸を使うことで機械で作ったようなすっきりした作品に仕上がりました。見た目は犬の様で犬でない?うさぎの様でうさぎで・・・ちょっとおデブさんがいたりノッポさんがいたりと色々なのが編みぐるみの良い所です。
お子様にはもちろんですが大人の鑑賞用にも、と言うのが私のこだわりです。棚の片隅にでも置いていただけたら幸せです。
先日、仕入れと古民家を訪ねて東北へ
心に残った事を少しお伝えします。
岩手の旅は一ノ関から始まった。一ノ関駅から車で15分、達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂。1200年の昔、この窟にこもる蝦夷を成敗したと言い伝えの残るお堂。
一枚20円の安さに惹かれてつい引いてしまったおみくじが「末吉」。書かれている内容はほとんど「凶」。すると隣に「毘沙門天の最強のお札」と書かれているではないか(笑)。千円也のお札をいただき旅はスタート。
奥州藤原氏ゆかりの中尊寺。世界遺産と名がつくと期待値が大きい分がっかりすることがしばしばあるものだが、ここは期待を裏切らない。月見坂を登りながら点在するお堂とその間に時折見られる僧院。石畳の傍らには見事な竹林と山野草が春を告げていた。
奥州市に入った所で店を構える古道具店、昭和kichiで買ったレトロな宝石箱と翌日行った角館のイオヤの雑貨。
秋田に入る。商人の町、横手市増田 内蔵の中でも最も古い佐藤家を見学する。今も人が住む350年前に建てられた蔵造りの家。漆喰の壁、渋柿を塗った梁や天井、望んでも手に入れることの出来ない最高の邸宅がそこにあった。
宿である鉛温泉に向かうため北上川を北上。車を停めて河川敷に立つ。初めて見る護岸工事がされていない一級河川。 北上川 意外なところに「今日一」があった。
キッコーマン、麒麟ビール、資生堂
聞けばふと目に浮かぶその美しい商標
軽井沢近隣の町上田市にも今年創業101年の老舗メーカーがあります。ミシンをお使いになる方ならばご存知のはず。ミシン針業界では有名なオルガン針。
オルガンを弾く婦人のブリキの看板。 由美かほるさんのアース渦巻、大村崑さんのオロナミンCの看板と共に田舎の辻などで良く見かけましたね。私はこの絵柄がなぜかとても好きで見るたびに「美しいな」と思っていました。
オルガンとミシン針との関係は会社のホームページによると、針がミシンのリズムに乗って運針される様子がオルガンのリズムと重なるイメージなのだそうです。確かに私の日々のミシン仕事にも安定した針音を響かせてくれています。年代物の私のミシンの引き出しにはもちろんこの針袋。良い商標は一級の商品であることの裏付けなのでしょうね。
まだ冬の寒さの残る軽井沢追分ですが2ヶ月間の冬季休業を終え、今日から本年度の営業再開いたします。
握りばさみも品揃えを増やし、手作りの針山、和布の小物の数々など取り揃えて皆様のご来店をお待ちしております。
私は整理の付かない混沌とした箱を2つ持っている。一つはボタンの箱、もう一つはビーズの箱。どちらも長年買い集めた材料が入っている。
時に古着のボタンや金具の取れた古いアクセサリーも私の眼に適う物はとりあえず箱に入れる。骨董市で仕入れた台湾の宝石もそこに加わり、静かに再生の時を待つ。箱の中はさしずめ玉石混交、カオスの世界。
アクセサリーを作るときはこのカオスの箱からパーツを拾い出し、それほど悩むことなく制作していく。悩まなくて良い理由は簡単。気に入った物だけ収集しているのでどう組み合わせてもなんとなく形になるというわけだ。カオスと言っても、そこは私だけの秩序があるのかも知れない。
ちょっと不思議感漂う私のアクセサリーは今日もこの箱から生まれる。
しばらくの間里帰りしていた娘と赤ん坊を車で送り届ける。上信越自動車道横川のサービスエリアでおぎのやの釜めしを買う。
旧特急あさまが走った信越線沿線、とりわけ軽井沢~長野間の住人にとっては駅弁と言えば横川の「峠の釜めし」だった。他の選択は無いというくらいその関係は深い。
子供の頃、父のお土産も釜めし。ご飯の味もさることながら嬉しかったのは陶器のお釜。ままごと遊びには欠かせなかった。
落葉焚きや薪風呂など、あの頃火はとても身近にあった。雑草や畑の野菜を少し拝借してお雑煮やカレーの真似事。どこの家の庭にも必ずあったな。
今新たなキャンプブームが起きている。テント用の薪ストーブやオシャレな調理器具が並ぶアウトドアクッキング。炎を楽しみながらグツグツと料理が煮えるのを待つ時間はあの頃のままごとと重なる。もうあのお釜の出番はなさそうだな。
このにぎりばさみ、歴史もさる事ながらその構造についても意外と奥が深いんですよ。
当店で扱うはさみは日本古来の日本刀と同じ付け鋼の構造です。鋼と軟鉄の複合材の鍛造による硬さと適度な粘りを併せ持ち耐久性に優れながらも非常によく切れる刃部を備えるという特徴を持っています。またこの構造ははさみを握った時の程良い握り加減にも繋がっています。
この柔らかい腰とバネの加減が実に絶妙。ホームセンターで売られていたり学校の教材用に使われる全鋼のにぎりばさみはバネが固くお世辞にも使い心地が良いとは言えません。
裁縫箱の中でもひときわ異彩を放つその妖艶な美しさは長い歴史と機能をとことん追求したシンプルな形に表れていますね。
まさに日本刀。是非この本物のはさみをお試しください。